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高谷信之介さん

高谷信之介さん

ナカリ365日

第一工場 係長
ナカリ12年目

高谷信之介さん

30歳という若さで、第一工場の係長を任されている高谷さん。

現場でのコミュニケーション作りと、家族の健康を大切にしてくれる会社の取り組みが仕事の原動力になっていると、語ってくださいました。

 

業務内容はどの様なものですか?

去年から加工用の米を製品に仕上げる「精選」と「精米」をする2部署が統合され、第一工場となりました。
いろいろな原料を用途に合わせて、色彩選別機という機械を使ってきれいに仕上げます。
原料は粒の大きさや色など毎回状態が違い、異物除去に対して特に気を遣う現場です。


私はその第一工場の責任者として、加工用米の生産工程や現場の管理をしています。
具体的には、日々入ってくるお客さまからの注文に合わせて製造の段取りをしています。

 


前任の星本部長からは、よくアドバイスをもらいます。
最初は自分なりの考え方でやっていたけれど、もっと効率のいい方法を教えてもらったり、
自分が組んだ予定を確認してもらい、原料や関連部署の状況も踏まえて調整してもらっています。
星本部長も若くして責任ある立場に抜擢されたということもあり、自分も早くそうなりたいと願っています。

 

仕事の難しさはどんなところですか?

別々だった2つの部署がひとつになったことで、人をまとめたり管理することの難しさを感じています。
もっとうまくやれると思っていましたが、実際にやってみると予想以上の難しさにギャップを感じました。
例えば、ベテラン社員に聞かないと組めないようなスケジュールや、精米の仕方もあります。
プライベートではあまり気にしないのですが、業務上はコミュニケーションを特に意識しています。
特に、相手の話を聴くことが大事だと考えています。

一方的に伝えるのではく、相手と対話しながら確認してみると、思ったように伝わっていなかったり、すれ違いがあったことに気づきます。

責任ある立場になって、先輩や後輩に対して、言いづらいことを言わなければならない場面もあります。
そんな時も仕事として割り切り、円滑なコミュニケーションを作っていくことが私の役目です。

人によっては良い考えを持っていてもなかなか言えない人もいるので、どう引き出したらいいのかなと、常々考えます。
その人が持っている思いや考えを、気兼ねなく言ってもらえるようになれば、もっといい環境ができるんじゃないかと思っています。

 

一緒に働くメンバーはどのような人ですか?

向上心が豊かな人が多いのが特徴です。
いつも前向きに学ぼうと、なんでも質問してくる部下がいたり、そういう姿勢って忘れちゃいけないなと刺激を受けています。
精米の業務では、流れを把握しておくことは当然ですが、突発対応などで判断を求められることがあります。
そんな時、経験が増えてくると自分の知識・経験の幅の中だけで判断しようとしてしまうのですが、
わからないことは素直に聞くべきであって、納得して進めることを大事にするようになりました。

毎週の製造指示に従って、現場の段取りを組むのも私のメインの仕事ですが、
それをこなす第一工場のメンバー皆の協力があってこそ、うまく回すことができています。
そんなメンバーにすごく感謝しています。

特に感謝しているのは、同じ部署の佐川主任です。
入った頃からすごく長い期間ぺアを組んで働かせてもらって、仕事への向き合い方を教わりました。
何に対しても一生懸命で妥協をしない、追求する姿は、職人気質でかっこいいなと思います。

 

仕事のモチベーションはどんなところから生まれますか?

ここ数年特に、会社が私たち社員や、その家族も大切に考えてくれていることが感じられます。
仕事のプレッシャーは大きいですが、いい仕事をすることで会社に恩返しができたらいいな、
という気持ちが自然と湧いてきます。

最近だと、会社から社員全員に、日本トリムの整水器がプレゼントされたんです。
ナカリが【健康経営】に取り組んでいることは知っていましたが、
個人で購入するには、ちょっとためらってしまうくらい高額なものですし、
まさか社員と家族のためにここまでしてくれるとは・・・。
私も、仲間の社員もとても驚きました。

以前から、私の母は胃腸の調子が悪く、父はもともと糖尿の気があり、悩んでいる姿を見てきました。
そんな時にこの整水器の説明を聞き、水を変えるだけで健康に良い影響があることを知りました。
家族の健康のために、購入を検討していたところ、思いがけず会社側で購入して頂けることになったのです。
整水器がもらえることを話した時は、家族も「え!?よかったね!」と、とても驚いていました。

整水器をつけてからは、家庭の水が変わり、ご飯も一層美味しく炊けるようになりました。
茶碗一杯のご飯も食べられないほど体が弱っていた母も、以前のように普通に食べられるようになり、
喜んでいる母の姿に安心すると同時に、会社に対して感謝の想いが湧きました。

 

ひとこと

働いていて、ナカリという会社はすごく自分に合っているなと感じます。
12年間勤めていて、一度も仕事を辞めたいと思ったことがありません。
それに、周りがよく悩んでいるような人間関係で困ったこともありません。
もし友達が仕事を探していたら、「うちの会社どう?」と自信を持って勧められます。

会社や教えてもらった先輩たちに対して、直接感謝を返すというのは難しいので、
自分が教わったことや、ナカリの技術・考え方を若い世代にしっかりと伝えていくことで恩返しにしたいと思っています。


そしてナカリの精神を受け継いで、さらに挑戦しつづけられる人が育っていけば嬉しいです。

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